ありがとう&大阪報告
「大森克己ワークショップ2005」を開催するにあたっては本当に多くの方々に御協力をいただきました。フライヤーの印刷では、トリ・パイントレーディング、文化堂印刷の両社にお世話になりました。告知でお世話になった、雑誌「phat PHOTO」「ブレーン」「日本カメラ」「デザインの現場」の各誌の皆さん、ライターのタカザワケンジさん、「casa BRUTUS」の連載で素敵な文章を書いてくれたホンマタカシさん、都市観察実習東京タワー(同じくcasa BRUTUS)で編集をやっていただいた山本和美さん、会場を協力して下さった、リトルモアの増井めぐみさん、孫家邦さん、スタジオエビスの安沢さん、苅谷さん、ヴィジュアルアーツの岡崎裕美さん、パルコの藤本真佐夫さん、ゲスト講師として来ていただいた森本美絵さん、寺屋宣康さん、小倉英三郎さん、大切な作品を貸していただいた今村ちささん、受講生自主企画授業のゲストに来てくれたフォイルの竹井正和さん、沖縄合宿でお世話になった琉球美容専修学校の胡屋良昭さん、グラファーズの島袋武志さん、どうもありがとうございました!センセイ廃業した大森克己の次回作&受講生の今後の活躍に期待して下さい。さて、
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| ワークショップ2005 | 16:31 | - | trackbacks(0)
イヨマンテ大阪
さて明日(14日)からいよいよ、WS修了展「はじまりの1枚」がギルドギャラリーではじまります。現在セッティングの真っ最中。14日18時からオープニングとして大森克己スライドショーを開催します。タイトルは「イヨマンテ大阪」。みなさんのお越しをお待ちしてます。



さて、僕も今回自分自身の「はじまりの1枚」を展示します。その写真に寄せて短い文章を書きました。
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| ワークショップ2005 | 15:04 | - | trackbacks(1)
またね!
12月15日 水道橋 ワークショップ第12回〜つまり最終回。だが、感慨にふけったりオセンチになったりする暇はない。このメンバー全員揃うのは今日が最後だが、本当のはじまりはこれからだ。今日は各自がWSに提出したすべての写真をテーブルに並べて(壮観!)、今後どのような方向で自分が進んでいくかを検討し、その第一歩としてのギルドギャラリーで行う展示に向けての写真を選び、また千本ノックの課題のポートフォリオの編集についても講師陣&受講生たちで意見を交わし合う。

いろんな人にWSの手応えはどうですかと聞かれるのだが、まず思うのは「教えるということは自分が学ぶことなんだな。」ということ。半年間ずーっとドキドキしながらWSの授業のことを考えたり新しい写真を撮る僕自身が生徒のようでした。そして本当のこのWSの成果というのは僕自身の今後のプロジェクトのなかにあると思うし、受講生1人1人が、作品であれ、商業写真であれ、趣味であれ、「この世界を見ること」あるいは「見えないこと」のスリル、楽しさ、そして厳しさを誠実に形にすることだと思う。それを見れるのは,1ヵ月後か10年後か分らないが僕はめちゃくちゃ楽しみだ!期待してます。
| ワークショップ2005 | 13:53 | - | trackbacks(0)
悪い男
前々回の続き、小倉さんのこと

今、小倉さんは、写真を撮るのをやめて沖縄で、オリエンタル・ホビーというインターネットで写真用品を販売する会社を経営している実業家。

改めて「家族の日記」を見て何を思うか尋ねてみる。

「今はほとんど見ないなぁ」「茶封筒にいれて本棚に置いてある」「撮っていた時の後ろめたさ」「やっぱりまだ後ろめたいきもちがある、亡くなることを予感しながら撮っているという」「そりゃ泣かせるためのものだから」「撮ってた時は全然働いていなかった」「もしかしたら自分ではびっくりするような非日常なんだけど,写真にすることによって日常化する気持があった気もする」「日常って自分の奥さんが病気になっても、川は流れていたりするし、電車は走っているしさ」「もちろん自分の気持はあったんだけど、なるべくそれを払拭して記録として残したいというのはあった」「名前を変えて、また写真撮ろうかな」「カメラ任せの撮影」「自分が撮ったんじゃないもののような気がしてきている」「嫌いだったですね、病院とか」「これはいま生きているということかな」

久しぶりに会った小倉さんは、僕に人間の芯の太さを感じさせてくれ、きっちりと悪い、大人の男でした。(BGM C・ベローゾ&G・マウチネル ”俺は謝らない”)
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はじまりの1枚
あけましておめでとうございます。年末年始はひたすらブルーハーツを聞きながら、T・カポーティーを読んで過ごした大森です。2006年、僕にはこの2つがとても重要になりそうな予感。


メキシコの青空

さて、きたる1月14日(土)から28日(土)までの2週間にわたって、大阪のギルドギャラリー(http://guildgallery.net)にてワークショップ修了展「はじまりの1枚」を開催します(日曜休廊)。12回、半年間にわたって受講生それぞれが1つのモチーフを追い続けた成果と、あたらしいプロジェクトにむけての最初の一歩をぜひ見に来て下さい。14日の1800時からオープニングとして大森克己スライドショーもやります。
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| ワークショップ2005 | 16:36 | - | trackbacks(0)
花子と英三郎

写真 今村ちさ

12月1日 ワークショップ第11回 表参道  オープンオフィス・クラブハウス会議室 究極の千本ノックスライドを2本立てで上映。まずはじめに、娘さんが食事中に作るオブジェを記録しつづける京都にお住まいの、今村ちささんの写真を80カット(お宅にお邪魔して見せていただいた大量の写真の中のほんの1部です)。ちささんの娘さんは花子さんという名前で佐藤真さんの映画や川内倫子さんの写真集でご存知の人も多いと思います。これはみんなただただ絶句。人が写真を撮り続ける意味を考えざるを得ません。ただこの写真が世の中に存在するということがすごいなぁ、と僕は思います。

後半は小倉英三郎さんの写真集「家族の日記」からすべての写真を上映。そしてゲストとして小倉さん本人が来てくれました。僕が94年の写真新世紀第9回の公募で優秀賞、小倉さんは第10回で優秀賞という訳で、年末のP−3がはじめての出会いでした。奥さんが癌であることを宣告されてからの小倉さんのまさに家族の日記であるこの作品。94年末の展示の時点で、奥さんが亡くなって約1ヶ月というあまりに生々しい時にこの作品と遭遇した僕は正直なところ、作品に対しても、小倉さん本人に対しても言葉がなくてあまり話をしなかった。今年の9月のWS沖縄合宿の時に、首里に暮らしている小倉さんが遊びに来てくれて楽しい時間を過ごし、東京に戻った僕は久しぶりに「家族の日記」とじっくりと対面して小倉さんが今この作品について何を思うのかいろんなことを聞きたくて今回わざわざ来ていただいた。

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| ワークショップ2005 | 20:19 | - | trackbacks(0)
青空
11月17日 ワークショップ第12回 渋谷 パルコ本社会議室 雑誌「Switch」で99年8月から03年12月まで47回にわたって連載された大森克己のプロジェクト「青空」
をスライド上映。
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| ワークショップ2005 | 18:22 | - | trackbacks(0)
グレインハウス
11月3日 文化の日 僕がいつもプリントをお願いしている寺屋宣康さんの事務所、「グレインハウス」におじゃましてプリント制作の実習。


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| ワークショップ2005 | 16:55 | - | trackbacks(0)
1982、江古田、原宿、福生
10月20日、水道橋 ワークショップ第8回 大森克己の18歳の頃の写真をスライド上映する。

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| ワークショップ2005 | 15:06 | - | trackbacks(0)
メガネ(複数)
あなたはメガネをかけたことがありますか?
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| ワークショップ2005 | 12:44 | - | trackbacks(2)
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