昨年度3月19日(土)に予定しており延期となっていました写真公開講座第3回(大森克己&アルフレッドビーチサンダル)ですが、
4月29日(金/祝)に振替開催する運びとなりました。
延期のお知らせ以降、多くの方々から開催の要望を承ってきました。本当にありがとうございます。
年度を跨ぐこととなりますが、改めて、みなさまのご来場を心よりお待ちしています。
以下、改めて詳細告知です。
連続公開講座「写真」
そして世の中には写真に写らないものがある
第3回
2011年4月29日(金/祝)
開場 18:00/開演 18:30
ライヴ&写真スライドショー
「21世紀心霊写真学会のテーマソング」
大森克己(写真家)&アルフレッドビーチサンダル(ミュージシャン)
会場:北仲スクール3F大教室
今年度の北仲スクールでは写真をめぐる連続公開講座「そして世の中には写真に写らないものがある」を開催。写真家・大森克己をメイン講師に、毎回異なるゲストを招いてレクチャーやイベントを行います。第3回目は写真と音楽の出会い。いま注目の若手ミュージシャン、アルフレッドビーチサンダルの北里彰久さんをお招きします。彼の単独ライヴの他に、大森克己さんの写真スライドショーとライヴのコラボレーションを実現。誰もが驚くこの組み合わせ、そして音楽と写真のスリリングな出会い。まさに「写真に写らないもの」と「音楽では聴こえないもの」が体験できる、またとない機会です。
大森克己(おおもり・かつみ)
1963 年神戸市生まれ。フランスのロックバンド " MANO NEGRA" のラテンアメリカツアーに同行して撮影したポートフォリオ "Good Trips, Bad Trips" が1994年、第3回写真新世紀ロバート・フランク賞受賞。主な写真集に 『サルサ・ガムテープ』(リトルモア)、『サナヨラ』(愛育社)、『encounter』『STARS AND STRIPES』『incarnation』『Bonjour!』(すべてマッチアンドカンパニー)など。
アルフレッドビーチサンダル
1985 年東京生まれ。2009年に活動開始。以降都内を中心に多くのライヴを行う。2009年末、自主音源「Alfred Beach Sandal」発売(翌年5月鳥獣虫魚より再発)。現在はライヴによってバンドから弾き語りまで、不定形のユニットとして様々な編成で活動中。
2010 年の暑い夏、渋谷のライヴハウスでガットギター弾き語りで歌うアルフレッドビーチサンダルのステージを初めて観た。「ソウル・ミュージック」だった(ジャンルではなくて魂の音楽のほうネ)。彼がたったひとりで刻むリズムにボクのからだは揺れて、彼の甘い声にこころが踊った。秋になって八丁堀で3人で演奏する彼の姿を観た。日本語で何と云えばいいのかよく分からないけれど、「ファンキー」ってこういうことなんだ、と初めて知った。ここが何処だかわからなくて、そんなことはどうでもよくなって、でも確かにボクはここにいる。とっくに忘れたはずの昔とても愛した人のことを突然思い出して、胸がギュッとなって、それはやっぱり現在形で伝えたい、愛してるよ。彼の音楽を聴きながら時間のことをかんがえる。彼は25歳で、ボクは47歳だけれども、彼の方がずっと年上に思えたりもする。彼自身はたとえば「老人とはまるで音楽のようだ」と歌う。「はたして見分けはつくかしら?」とも。時間を揺らす音楽家と時間を止める写真家、ともだちになれるかもしれないな。(大森克己)
写真のことは何もわからないが、これはセッションです。自分のまったく知らない楽器を持ったプレイヤーとスタジオに入るような気持ちでやるつもり。相手は大森克己さんですので、刺し違える覚悟で。(アルフレッドビーチサンダル)
予約不要 入場参加費無料
その他詳細に関しては、HP「大森克己の写真ワークショップ&公開講座」をご覧ください。
http://photows.kitanaka-school.net/
企画責任:彦江智弘、平倉圭、榑沼範久(以上、横浜国立大学教授教員)
企画スタッフ:松井宏(北仲スクール事務局)