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すべては初めて起こる 南相馬
展覧会「すべては初めて起こる」を南相馬市にて開催します。大森克己の写真作品、そして福島県立原町高等学校2011年度の美術履修生1、2年生(現2、3年生)76名による自画像作品とのコラボレーションです。


福島県立原町高等学校生徒たちの自画像プロジェクトについて

昨年の8月下旬、美術の授業で自画像制作を行いました。(1年生46名、2年生30名)
当時まだ30キロ圏内の解除も見えず、本校舎へ戻れない状況でしたので
仮設校舎での授業でした。
自画像制作をやるべきかどうか、授業開始のギリギリまで考えました。
家を流された者、家族を亡くした者、友人を亡くした者、放射能で避難している者、20キロ圏内で家に帰れない者、、、
いったいこれは本当に現実に起こっていることなのだろうか。
肉体的にも精神的にも過酷な状況が続き、
これまで以上に自分はどう生きるべきか?これからどうするべきなのか?
迷いに迷い、悩んでいる人が多くいました。私もその中の一人でした。
そんな状況でさらに自分を見つめることはとてもハードなことだと思いました。
しかし、それは避けては通れない壁なのだとも考えました。
壁は当たり前にあるものなんだ、壁はむしろ学習するチャンス、成長するチャンスなのだと。
それは避けるべきではなく、克服するべきことなのだと。
どの自画像も、眺めてただ「形を写す」だけの表面的な表現ではない、真摯に自分を見つめた、非常に内容の深いリアルな自画像になっていると思います。
人生の中で一番感じやすいこの時期にこそ表現できる強さが、それぞれの作品に感じられます。
こういった高校生の生々しい作品をぜひ、多くの方々にご覧いただきたいと思います。
まっすぐ前を見つめている彼らの視線の先を感じてください。

朝倉裕一朗(原町高校美術教諭)


場所 野馬追通り銘醸館 二番蔵 ギャラリー

〒975−0008
福島県南相馬市原町区本町2丁目52   
Tel  0244−26−8040 / Fax 0244−22−2115

http://omorikatsumi.com/subete_minamisoma.pdf

会期 2012年4月21日(土)、22日(日)1000〜1800

ギャラリートーク 22日(日)1500〜 出演 大森克己(写真家)朝倉裕一朗(福島県立原町高校美術教諭)

JUGEMテーマ:写真


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