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青空
11月17日 ワークショップ第12回 渋谷 パルコ本社会議室 雑誌「Switch」で99年8月から03年12月まで47回にわたって連載された大森克己のプロジェクト「青空」
をスライド上映。
99年の夏、ある殺人事件の容疑者が、自分の経営するスナックでマスコミを集め記者会見を開き悦に入る様子が、連日TVのニュース&ワイドショーで放映され続けていた。直感的に僕はそこに行くべきだと思い立ち、ペンタッククス6x7とストロボを携えて編集者のササキさんと関越道を北へ向かった。それがはじまり。Y容疑者はブラウン管で見る印象とは違ってとても官能的な男だった。かん高い声のトーンが濃い精液を連想させる。すべてが演技であるような、少し本当のような、馴れ合いのなかに一瞬走る冷たい空気を体感し、その「記者会見」をカメラに収めた僕はとても遠い所に行ったような気がした。出来上がった写真を見ながらいろんなことを思う。美しいとはいえない刺のようなもの、越境、脱力、権力、芸能、100円ショップ、魂のくず、くずの魂、エロ、暴力、カラオケ、レミーマルタン。「あらゆるものごとのなかでいちばん悲しいことは、個人のことなどおかまいなしに世界が動いていることだ。」(T・カポーティー "夢を売る女”川本三郎訳)
| ワークショップ2005 | 18:22 | - | trackbacks(0)
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